新渡戸稲造『修養』を緩く読む

新渡戸稲造『修養』(たちばな出版)を見ながら、およそ1日1ページを目標に緩い言葉づかいにするブログ。

2016-06-28から1日間の記事一覧

39〜40 第1章 青年の特性 「青年」の意義

第1章 青年の特性1.青年の第一の特性青年の意義 青年! 青年という言葉は、よく人が使う言葉であり、また何とか青年会というものも各地に盛んに組織されているが、青年とか青年会とかいうのは一体どういうものなんだろう。青い年と言うからには、老人を白い…

36〜38 修養説の将来

修養説の将来 近頃は、「修養。修養」と言う声がだいぶ世間に響き渡り、一つの流行語のようになった。それについて僕の心配することは、今後の成り行きだ。 そもそも日本の思想界は大概10年ごとに一変するようだから、今世間で言われている修養説も10年後に…