新渡戸稲造『修養』を緩く読む

新渡戸稲造『修養』(たちばな出版)を見ながら、およそ1日1ページを目標に緩い言葉づかいにするブログ。

2022-01-01から1年間の記事一覧

59-60第二章 若い人の進路 進路を決めるタイミング

59-60 第二章 若い人の進路 若者が進路を決めるタイミング 孔子は 「われ十有五にして学に志す」と言ってる。 どういうふうに学問をしようと思ったかは わからないけれど、 孔子が初めて進路を考えて決めた年齢が 15歳なのだということは、はっかりわかる。 …

57-58 大いに伸びる青年は、元気をためる

57-58 大いに伸びる青年は、元気をためる 「人間が世渡りするには、 スラリとして、 付き合いやすくなければならない。 多少の悪いことをすることで、 人の気持ちに寄り添うことができ、 世渡りのヒケツを学ぶものだ」 と言う人がいる。 このような間違った…

55-56 おそるべき元気の乱用

何年か前に亡くなられた お酒の愛好家、西村捨三さんは 最近では指折りの、偉い人だったと思う。 僕がもっとも尊敬していた、一人です。 去年ワシントンで過ごしていたとき、 公使館まで、 小村公使に会いに行ったことがある。 そのとき僕は いつものとおり…